140年振りの神秘的天体ショー 🌒

今日の夕方に、東の空で140年振りの神秘的な天体ショーが観る事が出来ました‼️

天体ショーの名前は、ほぼ皆既月食❗️

正確には部分月食ですが、97.8%月食という極めて美しい”ほぼ皆既月食”になるという事で、珍しかったようです。

何を以って140年振りなのかはあまり正確に報道されていませんでしたが、2〜3%月食が掛からないという所が激レアなのかなぁと勝手に解釈しています。国立天文台が140年振りを強調したので、数字だけが一人歩きしてしまったようですが、美しく神秘的な色合いが観られる確率が高い、というのが強調の本当の所のようですね。

実際は7年前に皆既月食が日本で観測されており、この時も十分に美しい赤銅色の月が観られています。

140年振りと大々的に宣伝された”ほぼ皆既月食”の天体ショーは、食の最大時刻18:02分頃を真ん中にして、およそ3時間半の壮大な欠け方が観られました。

ほぼその時刻帯が塾の授業時間でしたが、生徒が5〜6人居ましたので観たい人は観ようよと誘ってみました。

皆んな勉強に集中していたので、一緒に観測したのはごく僅かの生徒だけでしたが、2.2%だけ隠れなかった食の最大時も観測出来、その前後もちょいちょい観て美しさを楽しみました。

大気中の塵が少し多かったからか、赤銅色というよりはほぼ真っ黒でしたが、ほんのりとした赤みは感じました。2.2%の強い光は良く観えましたね。140年前は誰も生まれておらず、全員が初めて観測出来た訳ですが、140年前はどれだけの人類が知っていて観測していたのかと想像すると、ちょっとしたロマンを感じます。

もしかしたら1人も知らなかった時代かもしれませんが、見上げていた人々はたくさん居た事でしょう。不思議に思った人はどのくらい居たのかな、天体の仕組みまで考え巡らせた人は果たして何人居たのかな、1人でも居たら凄いな、なんて思ったりします。

皆様は今日の夕方、東の空低くをご覧になりましたか。
中秋の名月も先日あったばかりですが、こんな風情を現代人も味わう事は素敵な事ではありますね。いろんなデータが綿密に報道されている現代人が、どう古の風情を感じるか、タイムスリップして古の方々と話しながら観てみたい気分にもなりますね。一緒に素敵な時間を共有出来たら面白いでしょうね。

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