模試のテスト直し
信学会様の模試が先週末に返却されたので、今日は受験生6人とも模試のやり直しに全時間をかけました。
理科3人、数学・英語・国語 各1人、採点の空き時間に社会のレベルチェック(一問一答)をやってもらいましたが、私の要領が悪かったのか貴重な週1〜2回の授業なのに想定の半分ほどしか進みませんでした。いつもより忙しく解き解説したのですが、こんな日もありますね。時間が矢のように進む感じで、時間が10分オーバーしていても気付きませんでした。もっといつも通り軽快にさっさと解説してあげないと駄目ですね。なかなか毎日軽快に最短時間で鮮やかに解説するのも難しいものです。
信学会様の第8回模試は期待通りの母集団4,400人超え(maxは第7回の5,200人あまり)。今年度の志願者数は17,000人ほどなので約4人に1人の受験、北信地区に限れば母集団1,700人あまり、志願者数が私立合わせて5,000人あまりなので約3人に1人の受験、数年前から始まった なが模試 も対抗模試としての価値は高いですが、内容も母集団の大きさも信頼度も現時点では寄せ付けず。さすが40年以上の歴史、簡単に負ける筈がありませんね。
学校別受験率は偏差値が上がるほど高く、偏差値50以下の中堅より下の高校は半数以下、それ以外のいわゆる進学校は、県立長野が110%、須坂・長野吉田・長野西は75〜70%、屋代も90%程度でしょう。北信だとこの5校には非常に参考になるデータになります。その次の位置の偏差値50前後の一部進学校なども、母集団は半数に満たないものの、合格ラインの想定は可能でしょう。
毎回、受験者層のレベルがずれるので一概には言えませんが、この回の見方の目安は、偏差値は+6したもの、全県平均点は287点ですが全受験者平均点換算だと-70の217点の難易度、本番想定平均点を270点と仮定すると、+53した得点が本番の予想得点になりそうです。簡単な見方は、偏差値は6を足し、得点は50を足したのが実力となります。
誤差は偏差値で±1、本番換算得点が±10点以内だと思います。
学校のテストより得意な生徒も苦手な生徒も居ます。
難易度は学校のテストの方が本番に近く、内容は信学会様のテストの方が本番に近いですね。どちらのテストでも合格者平均点の学校偏差値を超えていれば、かなりの信頼度で合格可能性が高いと言えるでしょう。