後期選抜最終志願者数確定🏫

今日の夕方までが出願変更のリミットでしたので、夕方には最終志願者数確定が教育委員会から発表されました。

新型コロナウイルスもあり、例年より途中経過の発表も無く、動きも小さかったように思います。

県立長野は+10で動き無し。意外な年度になりそうです。
例年より合否ラインが下がるのは確定的ですが、最難関校なので大きく下がる事は無いでしょう。評定が極端に低い生徒を除き、ボーダーは400点台を確実に確保するかで決まるでしょう。

長野西の+56という異常な人気がどれだけ分散するかが要注目でしたが、+43になり13人が回避しました。10人以上が動くのは極めて稀ですが、昨年度も+30台ではあったと思うので人気は今年度始まった事ではありません。こちらも極端な低評定の生徒は例外として、ボーダーは確実に300点台を確保出来るかが目安でしょうが、+43は県で1,2位を争う定員オーバーなので、安全圏は20〜30点上昇しそうです。合否ボーダー目安は320点台でしょうか。

長野西回避組は上位層数名が長野吉田に挑戦で動き、須坂と中野西は全く動きませんでした。下位層は併願合格者が多いでしょうが、単願組は長野東に数名回避ですね。回避の13人と2校への変更の合計が同数なので、おおよそこの動きだけだったようです。飯山は+9→+5と少しだけ回避してくれましたが、定員を割らなかった事でボーダーは200点台で滑り込みとはいかなそうです。220点台がボーダーラインと思われます。久々のやや難化です。

屋代・篠ノ井は大きな動きは無く、例年通りの難易度でしょう。完全に意外だったのは、市立長野が定員割れした事が挙げられます。例年より圧倒的に募集定員が少なく、どこまで溢れるかが注目でしたが、なんと定員に満たず。志願者は大チャンスです! 超人気校に何があったのでしょうか。スポーツ推薦枠が公立としては大きいので、一般受験生の狂想曲は巻き起こらなかったのかもしれません。来年度以降も枠は削られるので、全く予測がつきません。今年度はとりあえず、かなり易化です。

泣いても笑っても、これで志願者数は確定しました。
何が起こるか分からないのが受験です。
相関図で決めるので、逆転勝ちは極めて難しいですが、逆転負けは意外と簡単に起こり得ます。上記の予想ボーダーラインは、あくまでも評定が合格者平均付近の一定の持ち点保持生徒に限った数字であり、極端に低評定でチャレンジする生徒はさらに評定1につき10点くらい上乗せする必要がありそうです。(上記は5教科合計平均点270〜275点としての目安です)

残り5日、濃密な5日間、後悔の無い5日間を、生徒全員が送ってくれる事を心より祈っています。