受験直前3日間にする事

いよいよ今日が終わると、週末と月曜日だけの3日間になります。
昨日のブログにも書きましたが、勉強詰め込みモードで頑張って来ている生徒は、リラックスモードに切り替える良いタイミングだと思います。たまたま昨日全国中の学習塾のホームページを拝見していたら、受験直前必勝法が山ほど書いてありましたので、セリュー先生風に纏めてみました。
さまざまな必勝法があり、当たり前の事がほとんどでしたが、直前で気持ちに落ち着きを失いがちなので、リストを読み直す事で安心やリラックスを思い出すかと思います。

① 新たな問題に手を出さない!
これが一番分かり易い表現かと思います。詰め込み勉強は今日までで一切終了です。たくさんの問題を先生と一緒に解いて来ましたね。その振り返り・見直しだけに時間をかけましょう。生徒によりそれが整理と対策(出版社により名称は異なる)の書き込み完成冊子だったり、幾つもの学校の総合テストや信学会模試のテスト直しだったり、自分作成のこれらの纏めノートだったりしますが、どれか一つでも納得出来る自信作を各教科広く浅く見直して解き直してみましょう。全て1回以上解いているので、新たに手を出すより5倍も10倍も速く解ける筈です。解き方を忘れてても焦る必要は無いです。複雑な問題ならほとんどの生徒が出来ません。100点なんて誰も必要ありませんから。他の理解した問題で目標点に達すれば十分なんです。
そしてその一番頑張った証の冊子かテストを、教科ごと1つずつ選んでみましょう。合格御守りと一緒に試験当日に御守りとして持参して、休憩時間のうち5分でいいのでパラパラっと振り返りましょう。重くならないレベルで。当日もそれで十分だし、残り3日間もそれだけで十分です。気になる問題だけ、間違えた問題だけ、ざっと振り返れれば十分ですよ!

② リラックスして過ごそう!
ゲームがリラックス出来るなら、少しだけゲームをしてリラックスを心がけてみましょう。これまで勉強して来た努力の日々を信じて、心の休息の時間に当てましょう。猛勉強なんてしないように。もう十分やって来たのだから、その復習・見直しだけでいいんです。全部見直しする必要もありません。気になる単元や先生がヤマを張った単元だけやれば十分です。時間は1日2時間で十分です。5教科を広く浅く見渡してほしいので、1教科30分以下で十分ですよ! あとはゆっくりお風呂に入ったり、美味しいものを食べたり、とにかく3日間をエンジョイしてリラックスしちゃいましょう。脳は使うのではなく休めてあけてください。今までの知識の整理をするだけで十分です。

③ 試験当日の時間割に生活リズムを近付けておく!
もし休校で崩れかけていたら、この3日前の日から整えましょう。試験当日は9:00〜なので、6:00に起きるリズムは前日いきなりでは作れません。3日前から6:00起床していれば当日も起きられるでしょう。7時間半〜8時間はたっぷり眠るのも当日の実力発揮には欠かせません。逆算すると22:00までにリラックスして眠れるリズムを作り始めないと、当日だけ行う事は出来ません。もちろん夜更かしや昼寝は厳禁です!

とりあえず3つ挙げましたが、キーワードは リラックス です。特に前日は何もしなくてもいいくらいです。塾で気分転換して明日に備えても良し、塾の予定が無ければサラッと見直しするだけで良し。当日の持ち物確認やシュミレーションをするのが一番効果的ですね。直前3日間の勉強はやり過ぎない事!

また本番前日になったら、当日のアドバイスもしたいと思っています。