保護者懇談会 最終日 👩🏻‍🦱

15〜16時間労働で睡眠時間2〜3時間で、途中何度も疲れて倒れ寝込んでしまいましたが、何とか完走しました。

今時「教育ママ」という言葉が死語なのか分かりませんが、千余人の生徒とその保護者様と応対して来ると、たくさんの熱心過ぎる過保護の教育ママとも接して来ました。
しかし今回の16人の保護者様達には、そういう偏りのある方が一人も居らっしゃりませんでした。非常に優しくお子様を見守っており、教育に於いてお子様に過干渉な保護者様が居らず、とてもスムーズにお話しが出来て、1人30分の予定でしたがほぼ60分平均で中身の濃いお話しが出来ました。

過干渉で過保護な保護者様も世の中にはかなり居らっしゃるので、否定したら大変お叱りを受けてしまうと思いますので、批判などするつもりも一切ありませんが、どちらかと言えばそうでないお子様の方が伸び伸び勉強に取り掛かれていますし、お勧めは出来ます。過干渉過ぎて毎回会う度に泣いているお子様も見て来ましたが、伸び伸び出来ないばかりか、勉強する事に恐怖すら感じて生活していました。当然、良い結果などはあまり望めません。合格は必ずしますが、合格も嬉しい形とはなかなかならず、入学後にも支障を来たしますね。

今回懇談会を希望された16人の保護者様は、その恐れがほぼ無いと即座に確認出来たので、非常に幸運というか安心しました。親子の過干渉部分や摩擦によるロスはあまり心配しないで済むと思われるからです。

良い距離感を保って見守っていただけている、その中で当然ではありますが非常に将来のために熱心に考えておられ、有意義な質問も多かったですね。ほぼ的確にお答え出来たかと思いますが、親心としての熱心さには暖かいものを強く感じられ、とても当塾が信頼されている事を再認識出来、改めて身の引き締まる思いになりました。

第二子以降のお子様は一度経験していらっしゃるので応用が利きますが、第一子のお子様の保護者様はほぼ全てが初めての経験です。ご自分の学生の頃を応用する事でもある程度対応出来ますが、30年前後経つので完全に変わっている部分も多々あります。ですからこういう懇談会は貴重な時間であり、大変真剣に私のお話しに耳を傾けていらっしゃいました。殆どの方が、聞く機会が持てて良かった、本当にためになった、と仰ってお帰りになっていただき、有り難く思いました。

これで夏期講習にさらにご家族全体で力が入っていただければ、この上無い喜びです。
勿論、その期待に可能な限りお応えしなければいけないので、これもまた改めて身の引き締まる思いです。