併願私立高校の受験

第1志望校の合格圏内に居るものの、ボーダーラインより20点ほど上で一つ間違えると不合格もあり得る生徒、合格スレスレのボーダーライン上の生徒、合格可能性はかなり低いが僅かな可能性を信じてチャレンジ受験しないと納得出来ない生徒、こんなケースの生徒は学校から私立高校の併願を指示されます。
30年ほど前の保護者様の受験時代は、受験出来る私立高校自体も少なく、公立高校は一部を除きどこの高校も1.05倍くらいの競争率に調整され、併願が必要な生徒の方が遥かに少数派だった事と比較すると、今は併願率が圧倒的に上昇し、併願の受け皿となる良い私立高校枠が増加しています。特に文化学園長野高校の共学化から数年経ちますが、特選・特進コースが偏差値55〜60程度で広い範囲の進学校の最適な併願先に選ばれており、併願受験生の人数を聞くとあまりの多さに驚きます。
偏差値的にその上には長野日大、佐久長聖、その下には上田西、長野俊英、女子校では清泉女学院、文化学園進学コース、長野女子が北・東信の受験生の全併願先をカバーしています。
スポーツ推薦を含めると、中・南信のスポーツ強豪校への越境入学も珍しくありません。進学先はひと昔前から見ると随分バラエティに富み、選択肢は増しています。
文化学園長野は3回も受験日程が用意されており、その2回目が今週末に控えております。回を追う毎に難易度は増して行くと推測しますが、1回目に続き今回も多数当塾生徒が受験するので、1回目同様全員合格を祈るばかりです。
過去問を徹底的にやり、試験内容の特徴を知っておかないと合否に大きく響きますので、とにかく一緒に解きました。模範解答が多くの場合は配布されないようですので。
まだ本番まで2〜3日あるので、よく時間配分と内容のイメージを確認して受験するようにアドバイス徹底しています。
ちゃんと実力を出し切って来るんだよ!