お盆前の授業 🧳

連日、10:00〜21:00まで休む時間も取らず、熱く教え続けているセリュー先生です。

例年だとギラギラと灼熱の太陽が照りまくる真夏の期間なのですが、今年の夏は異常気象なのか秋雨前線が既に日本列島に張り付いてしまっており、梅雨時以上の集中豪雨が関東以西で続いてしまっており、コロナも全国の新規罹患者数が連日2万人を超してしまっている第五波大惨事の中にも拘らず、ニュースは集中豪雨が優先になっていますね。線状降水帯も登場していますが、どちらかと言うと集中豪雨というより全国的な長期間の大雨といった感じです。

長野県も平穏という訳では無く、比較的地盤が低いのか岡谷市・諏訪市方面の浸水・冠水事故が多く、2年前の千曲川堤防決壊事故も脳裏を過ぎります。

そんな中、当塾・家庭教師は天候に左右される事無く、元気良く授業が変わらずに展開されております。
教師も熱いが、生徒も熱い! 保護者様も熱い!
毎年熱いので当然になっていますが、今夏は更に熱いですね!
あまりに素晴らしい生徒と保護者様が集中している年なので、思わず書いてしまいました。

でも、熱いだけでは駄目なんですよ。
ほどほどに休み休み勉強してほしいですね。
日頃は80〜90%の力で頑張るんだよ、100%や120%の力は出してはいけないし、出すとしてももっと終盤に取っておかないといけない、基本いつでも全力投球してはいけないよ、と事ある毎に生徒には喋っています。

私も熱血漢なのでいつも100%全力投球と思われがちですが、100%や完璧主義は危険だと自覚して生きていますので、いつも100%のフリをして元気満々で指導しているものの、自分の中では常に80〜90%の出力を心掛けていますね。講師も生徒も100%の日々は長くは続きませんし、すぐに体や心が壊れてしまいます。だから異常に意気込む生徒や保護者様や講師も危険です。

そんな方々にブレーキを掛けるのも講師達の重要な仕事でもあります。もちろん0%や50%の頑張りは、中途半端で良くないです。だから発破も掛けるし、ブレーキも程良く掛けます。

自動車の運転みたいですね。
アクセルを蒸す暴走車は事故りますし、ブレーキばかり踏んでいても車は前に進みませんね。法定速度は基本守らないといけない。その最高速度の80〜90%のアクセルの踏み方で安定走行してほしい、そんなに急いでほしくない、そんな気持ちは常にあります。

なので今年は、変に焦っている生徒を見かけません。
今後は個別に当然状況も変化して来ますが、時には多少の無理をしなければ成就出来ない目標も出て来るかもしれません。
しかし、日頃の程良い安全運転が習慣になっている生徒は、無理なくアクセル・ブレーキを臨機応変に操作出来るものです。

勝負の夏休みはそろそろ終わってしまいますが、本当の勝負は今後も続きます。熱く、しかし程良く、しなやかに一歩ずつ走行出来ているといいですね。