水曜日の授業から
今日もmaxの6人の授業を行えました。
この時期からmaxの生徒を指導出来る事はかなり幸せな事です。
夏休みの夏期講習は全生徒がかなりのコマ数をこなし、かなり頑張って学力の底上げが成されたのですが、実力の得点を取れる生徒と取れない生徒に分かれます。取れる生徒と取れない生徒の比率は、現時点で2:8くらいでしょうか。
今日はその分析ですが、この比率は当塾に限った話ではないと思います。学校の生徒全体でもおおよそ2:8だと思います。
ではなぜ8割もの生徒が実力より1〜2割、またはそれ以上も低い得点しか取れないのか。原因はいくつか挙げられます。
① 時間配分や解き方が確立されていない
最大の原因はこれでしょう。口酸っぱく教えても、やはり自分で時間配分のシュミレーションや解き方のシュミレーションを繰り返してみないと、自分なりの最適な方法の確立は出来ないでしょう。このシュミレーションを授業時間にトレーニングするのは難しい面があります。だから口酸っぱく教えるしか無いのですが、見ているのと実際自分が真似してやるのとは同じにはなかなかなりません。近付けるにはやはり自宅でのシュミレーションを繰り返して、どこが真似出来ないかを教えてほしいのです。これは高校生は出来る生徒の比率は格段に上がります。なぜ中学生はこの比率が上がって来ないのか、これは当塾・家庭教師陣の課題でもあります。シュミレーションを如何に授業に取り入れられるか、一部取り入れられてはいますが、すぐその場で真似て解いてもらう方法は実績を得ています。しかし授業全部を真似るトレーニングに回したら時間が足りません。基本的に高校生の内容の方がスッキリしていて、中学生の内容の方が複雑なのですね。年齢的な対応能力も中学生の方が劣りますし、この辺りになかなか実力を完全に発揮出来ない理由があります。
当塾的にはあまり深く考えずに、楽しく解けて、楽しく真似て面白いなぁと思えたら、それが一番の正解だと思うのですね。だから口酸っぱく家でシュミレーションしないと駄目じゃない、なんて事は言いませんし、言いたいとも思いません。でも何かシュミレーションして真似た事で実力を発揮出来た成功法則が偶然にでも体験出来たら、さらに楽しいでしょうし、自信にも繋がるでしょうね。2割の生徒はそれが自然に出来ているのかもしれません。