月・火曜日の授業より

月・火曜日ともにmaxの6人ずつの生徒と授業が出来ました。

私の1,000人を超えた受験生及び生徒数の殆どが1〜2年の指導で終了して回転良く新たな生徒を迎える繰り返しなのですが、中には3年以上の長期に渡り気に入ってくれて学んでいただける生徒もいらっしゃります。想い出に残る生徒に必然的になる訳ですが、3年以上お世話させていただける生徒は1割いましたかね。こちらは数えていないので分かりませんが、1割の100人程度居たかどうかくらいでしょう。ちなみに最長年数の生徒は現在進行形で7年間になります。2番目の生徒は5年間でこちらも2〜3人しか居ません。私の指導した生徒に医師になった生徒か居るのですが、この生徒は小学2年生〜高校3年生まで11年間で教わった家庭教師の人数は私を含めて11人だそうです。私が一番最後の2年間を担当した訳ですが、一度に教科別に複数人数の先生が居た重なる時期も多々あったそうです。そんなにコロコロと先生を物色するような気変わりが強い生徒ではありませんでしたが、これだけ先生を変えるという事はある程度の新陳代謝は必要という事ですね。たぶん3年間お世話になった先生は居なかったのではないでしょうか。

ですから3年間以上お世話させていただけるという事は非常にありがたい事であり、余程気に入っていただけないと信頼関係は続かないものです。それが7年間ですから、もう神様のようなありがたい生徒様です。

しかし7年間もあると2〜3回は辞めそうになった危機もありました。5年間以上の生徒は少なくとも1度は危機はありました。飽きも来たり、何か現状を打破したいと思い1回辞めてみようと思うのはごく自然な事です。実際1回辞めて、冷却期間を置いてから復活した生徒も非常に多いです。あらためて先生の存在の大きさに気付いてくれた訳ですね。長期に渡る生徒はそういうケースが多くなる訳です。何の疑問も持たずにお世話になる最大期間は3年間でしょうか。会社でも3年スパンで配置転換したり転勤させたりしますね。そもそも中学も高校も3年間なのはそういう理由からかとも思います。

この2日間に、史上最長年数更新中の生徒から1回辞めたいという申し出を受けてしまい戸惑っています。気持ちは良く分かる訳です。ですが、本当に完全に断ち切ってしまったらこの生徒様は崩れてしまうでしょう。少しの中断なら問題ありません。そこで先生の存在の大きさに気付いていただけたら、あまり時間を置かずに(1〜2ヵ月以内で)戻っていただけたら良いんじゃないかと思います。完全に辞めてしまって通学する高校まで辞めてしまった生徒を複数人知っていますので、とても怖い事であり非常に心配なのです。

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絶対に辞めない方が良いです。1回休んで自分を見つめ直すのは必要かもしれません。その後に必要性を感じたら躊躇わずに戻ってくださいね。戻って成功を収めた生徒はたくさん知っています。そのまま去った生徒はほぼ不幸になっていると後で聞いています。いずれにせよ、悩む事は過程として大切ですが、あまり悩まずに”楽しむ”事だけは忘れずに、先生と成功経験も失敗経験も一緒に分かち合って来た過程を忘れずに、ずっと最後まで信頼を置いてくださいね!

そうしていただける事を願って信じて、悩みの扉を打ち破って戻って来る瞬間を待ちたいと思っています。