通知票が届く

終業式があり、順次冬休みに突入しました。
通知票を見せてもらうと、評定が上がった生徒もいれば少し下がってしまった生徒もおり悲喜こもごも。でもみんな全力を尽くしての結果なので努力の結晶、素晴らしいものに変わりはありません。今日見せてくれた生徒は2人で、受験生と中学2年生でしたが、受験生は33→34 目標は35〜36だでしたが立派なものでした。難関校志望ですが学校の提示した評定ラインは際どく超えて数ミリ上にいたそうなので見事な前半戦合格です。あとは3月に実力を出し切るだけです。気を引き締めてね。この頑張りを継続するだけです。楽しんで行こうね!
2年生の生徒は31→28 ちょっとがっかりしていましたが、4月から一緒に始めた生徒で1学期が急上昇した後だったので、今後の気の引き締めにはちょうどいい結果です。平均−20点だと偏差値40前後なので評定2が確実に来てしまいます。評定2と3の境目はだいたい偏差値42、評定3と4の境目はだいたい偏差値58、この近辺の生徒は授業姿勢や提出物の提出率で明暗を分ける事になります。この1の差が数科目積もり積もると大きな数字の差になります。ちなみに評定4と5の境目は偏差値66近辺になります。おおよそ2点が偏差値1の違いになるので、平均との得点差が順に −16,+16,+32 くらいになります。
例えば総合テストのある科目の平均点の、4回の平均が50点だったとすると、34得点前後が2と3の境目、66得点が3と4の境目、82得点が4と5の境目におおよそなります。確実に上の評定を確保するなら境目+3〜4点がないと安全圏とはいえません。各学校での相対評価法なので、学校ごとに評定の難易度も若干変わります。当然各教科教師の主観も入るので、さまざまな調整も生じるでしょう。境目近辺の生徒はどちらに転んでも文句は言えません。私の長年の統計データですが、教科により偏差値の得点幅も若干変わるので、あくまでも目安としてご確認してみてください。
いずれにしろいただいた評定は変わる事は無いので、あとは相関図の打点をいかに右に動かせるかだけしか出来る事はありません。もらった持ち点は嘆いても過去には戻れませんから、今から出来うる事を楽しんでやり切るだけです!