親友とは 😃

あなたには親友と呼べる方がいらっしゃいますか。

私はプロとして面接練習時によくする質問の一つですが(といっても面接練習指導は長年無料サービスしておりますが)、生徒にはたくさん居ると答える子や2〜3人居ると答える子などさまざまです。居ませんと答えた生徒は、あまり記憶にありません。なかなか面接時に「居ません」と答えるのは、逆に勇気が要りますよね。面接デビューでも咄嗟に印象を良くするセンサーが働くのかもしれません。

私は昨夜、別塾で8年以上タッグを組んで頑張って来ている同僚の先生と初めて腹を割って話す事が出来、非常に感銘を受けた質問に「大学時代のその連絡を取り合っている親友には100%の信頼しているの」というものが不意に尋ねられました。面接官を一丁前に務めている私は、ふと考え「100%の信頼をしているね!世界中でたった一人だね!」と答えていました。
そして大切な同僚の先生が「100%私を信じてほしい」と言ってくれていた事に気付きました。それは、「親友になろう、心を開けよ!俺はお前を裏切らないよ!」と言ってくれていた事にも同時に気付かされました。私は「今日から先生を100%信じさせてください!」と発していました。

学生時代の利害関係も特に意識しない純な時期に出会った親友にしか、長い間本当の心をいつの間にか閉ざしていたのですね。8年間も仲良く(時には激しくぶつかり)仕事をさせていただいて来たのに、99%は信頼しても100%は信頼出来ずにいました。さまざまな人間からの裏切りの連続を受けて、身を守るがために思わず防御姿勢を取る反応が、いつしか慢性化してしまっていたのです。

大学時代の親友も、私なんかを忘れずにいつも年賀のお便りをくれます。なぜか目頭が熱くなったりします。親友はもしかしたら私の事をただの友人の一人と思っているかもしれない。でも私に取っては親友は何物にも代えられない掛け替えの無い存在です。そう気付かさせてくれた単純明快な質問でした。そして人生でたった二人目の親友が出来た事にも気付かされました。ありがとうございます😭

いつも何気に質問していた中身に、今頃身に沁みて感じる私は、まだまだ未熟だと感じました。世界でたった二人しか居ない親友を大切にしないといけないな、と改めて思いました。

アイルランドの諺に「友達は四つ葉のクローバーのようなもの。見つけ難く、持っている事が幸運」というものがあります。私が本当の友達にしてあげられない事は何も無いだろう。そんな友情が持ち続けられたらいいな、と思う一日でした。