自己採点の簡単な方法!

やり方は実は簡単。

メモしてから、ワンクッション置いて、確認しながら解答用紙に記入するだけの事です。直接書くより3秒ほど遅くはなりますが、まずケアレスミスが減ります。そして高配点の作文・英作文・英文並べ替え・理由文・説明文・証明 などは、問題にもよりますが、問題用紙にまず書き込み・書き出して、推敲したり、記号を英作文の上に振ったり、というクセを付けておかないと、いきなり模範解答に近い解答を解答用紙に直接書ける生徒など皆無に近い筈です。私は、数学の証明以外は、推敲したり書き出して記号を振ったりしないと書き込み出来ません。それが結果的に最も効率が良いからです。急がば回れ で、解答記入にワンクッション置く事は、ミスを減らしたり最高の文章を吟味出来るだけではなく、自己採点用の記録も残る上に、頭の中の整理もして一つ一つ確認しながら解答出来ます。これがクセになれば、計算問題でも自動的に検算するようにもなるでしょうし、最後に全体を目を通してチェックするクセにも繋がるでしょう。その場凌ぎ・その場限りで解答するクセの抜けない、心に余裕の無い生徒は、検算や最後のチェックなどする筈がありません。自己採点が50点も乖離するのも当然です。

自己採点の重要性と、自己採点の簡単なコツ、延いては答案の得点を20〜50点即座にアップさせるコツは理解出来ましたでしょうか。
頭では分かっていても、言うは易く行うは難しです。一朝一夕には悪いクセは直せる筈がありません。
私は全生徒に、良いクセの指導をしていますが、達成度的には20〜90%と幅があります。さすがに0%の生徒は居ませんが、メモしたりしなかったりの生徒が多く、テスト時には頭が真っ白になってしまってメモする余裕を忘れてしまうケースも多いようです。でも達成度平均は60%くらいでしょうか。というだけでも、自己採点の重要性を知らない一般生徒より平均で30点は得をしているという事になります。大きいです。

以上、自己採点の勧めと、その解答方法の有効性の高さについてのお話でした。参考にしてみてくださいね!