後期選抜 各教科の検証〜理科篇

明日から3連休、本日も4人(うち受験生1人)の指導予定です。
本日は後期選抜の合格発表日、ボーダーライン上の5人の受験生の運命も決まります。4人は逃げ切りもしくは大逆転で滑り込んでいると信じていますが、1人だけは本人と試験後に会えていないだけに不安で仕方ありません。彼の申告した自己採点の得点も正にボーダーライン上、私の検閲の無い自己採点は大抵甘いので鵜呑みになど出来ず、厳しいだろうなぁと1人心配しています。奇跡が起きてくれたらいいのですが…

また夕方に合格発表の結果報告を追記するとして、連日続けて来た各教科の検証〜今日は理科篇をお送りします。

理科はヤマを張れる唯一の教科なので、例年同様ヤマを張りここ10年間 75〜90% を確実に当てて来ました。今年度はどうかと言うと、例年通りほぼ当たっていたのですが、得点率的には約80%、ちょっとだけ想定より外されましたね。

生物分野は例年一番易しく、どこが出題されようが平均点は非常に高いのですが、今年度も想定内の易しさ、ヤマが外されたのは動物分野が隔年状況でサブで出題された事、より一層平均点を上げる要因になったでしょう。動物は特に勉強して無かろうとほぼ満点は取れるので、ヤマ的中率は85%。平均点は17点前後と予想です。

化学分野は昨年が2・3年の王道の範囲だけだったので、最もギャンブル的に1年生の範囲がメインになると大胆予想していたのですが、正直ここが一番予想が不安でした。かなりの生徒に王道の問題をあまり解かせていませんでしたから。しかし見事にズバリ的中! しかもかなり易しく、塾生徒の平均点は極めて高かったです。ヤマを信じてくれたお陰だね。ヤマ的中率95%。平均点は異例の高さの14点前後と予想。

地学分野はここ5年で3回天気がメインで出題、それなのに昨年は天気が一切出題されていない。文句無しに天気がメインで出題されると予想していました。生徒にはとにかく天気を全範囲徹底的に教えましたね。疑いもしませんでした。実際もメインで的中! ただサブで11点分出題されたのが天体の太陽の動き。4年前にメインで出題された事はありましたが、天体は金星以外は時間が無ければやらなくていいと言っていたので多くの生徒は面食らった様子。極めて易しかったのでほぼ影響はありませんでしたが、天気は出来る生徒と出来ない生徒で真っ二つ、ヤマ的中率は70%。平均点は化学より下がり12点前後の予想。

最後の物理分野は電気メインのエネルギーサブで光が大穴と予想していましたが、電気メインは大当たりだったもののオームの法則系は皆無で意外、エネルギーは単位変換だけで、サブはまさかの圧力、塾生徒は電気・エネルギーの計算が壊滅的な出来が多く、素直に回路図問題を出題してほしかったですね。ヤマ的中率は分野的には70%。平均点は例年通り伸びず9点前後と予想しています。

という事で、例年より物理分野以外は解き易い問題が揃えられたので、ここ10年中 7回が40点台中盤、3回が50点台前半なので、今年度の平均点は後者の52点前後と予想します。