後期選抜入試終了
雨模様の中、無事後期選抜入試が行われました。
私も三十余年前、懐かしく思い出します。
寒くて緊張して、必死に最後まで食い下がった想い出があります。座席の場所一つ取っても、結果に影響しますよね。私の座席は本当に部屋の隅っこだったので、寒い反面後ろも右横も受験生が居なかったので、解答のカサカサの音で焦ったりはしなかったような気がします。今もキツキツの一教室40人で受験しているのですかね。大失敗はしませんでしたが、想定外の出来事は幾つか起きた記憶もしっかり残っています。絶対的に自信のあった科目で後半(三平方の定理の難問で)全滅して12点も予定より失いましたが、当時一番不得意な科目(英語)でそれまで一度も取った事の無い、普段の+10点でカバーしたのです。まさか得意科目と苦手科目の得点が真逆に引っくり返るとは夢にも予想していませんでした。
頑張って来た人は、結果オーライと言うか、確率の問題でプラスマイナスゼロになるんだなぁ、なんて中学生ながらに学んだものでした。人生もそれに似ているかもしれません。
人間万事塞翁が馬という言葉は、どんな場面にも当て嵌まるものだなぁと思うのです。勝って奢るな、負けて腐るな。という言葉もセットかもしれませんね。
これで大学受験も高校受験もほぼ終了しました。
今日の指導からは来季モードの初日になります。
もちろん回数の残る受験生は、しっかりと自己採点はします。これは大学入試のための最初の練習ですね。今まではほぼ100%テスト直しをして100点の確認を繰り返して来ましたが、本番はテスト直しはさすがにしません。もう中学の勉強は一切卒業ですから、これ以上学ぶ必要はありませんから。
明日から学ぶのは高校の勉強のみです。だからほぼ全生徒に継続を勧めます。スタートダッシュ半年で、高校の卒業順位も合格大学もほぼ決まりますからね。中学3年は週2〜3コマが最終盤は必要ですが、高校1〜2年は週1回あるか無いかで成績は真ん中より上か下かくらいの差は確実に出ます。私・当塾の指導なら。逆に言えばたった1コマで大丈夫なのです。費用も所要時間も減ります。不思議かもしれませんが、高校生は週たった1回で事足りてしまうものなんです。全教科勉強法はアドバイスしますから。ゼロとイチの差が極めて大きいのですね。
もちろん高校だからこそ2〜3コマしていただける生徒も大勢居ます。1.5倍〜2倍くらいのパワーにはなりますからね。でもやるかやらないか、ゼロかイチかが物凄く大事で大きな差なのです。私の長年の経験上の結論です。
私・当塾は継続と辞める割合がほぼ半々ですね。
継続の生徒は中学時代以上の奇跡を大抵は残しています!
効率さは抜群ですから、高校の勉強の方がより炸裂する訳です。
一旦お休みして、高校1〜3年のさまざまな途中から指導を復活する生徒も実は多いです。早い生徒は5月病に罹ってしまって高校1年の5月中旬から、遅い生徒は高校3年の部活動が終了した翌日から、復活の日はさまざまです。高校2年の後半あたりから指導復活の生徒が一番多いパターンでしょうか。1〜2割はいらっしゃると思います。復活のお電話をいただく時は、それはもう嬉しいですね。私の本物の指導力を憶えていてくれたのだから。頼もしく成長した生徒と再会出来る喜びも大きいですよね。感動的です。
ともあれ、後期選抜入試の全受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした!
しばらくはゆっくり羽を伸ばして、心も体も休めていただきたいと思います。