家庭教師の理想像

どんな家庭教師が良いか悪いか、なんて説明がどこの派遣会社にも塾にも書いてあります。経験が豊富とか、高学歴だとか、フィーリングに合わせて変えるとか、性別がどうだとか、生徒と保護者様は最大限要求して来られるケースもあります。
全てが満点の教師はいません、全てが満点の生徒もいません。
なので、要求が多過ぎるのは違うかなと。
でも確かに家庭教師にもピンからキリまで居るのも確かです。
まず言えるのは、全てにバランスが取れて何でも教えられる総合力の高さがある教師がベストかなと。
あとは生徒の我儘をどこまで受け入れるか。保護者様はお子様があれ嫌これ嫌と言えば、そのまま塾にぶつける方もいらっしゃるし、先生の良い所を信じて我慢しなさいとおっしゃる方もいるでしょう。関係を崩さないために丁寧に説明しないといけませんが、全てに満点に応えられる先生なんて居る方がおかしい。良いと思えば満点だし、思えなければ居ないのが当たり前でバランスと総合力を客観的に見られるのが現実的な評価だと思います。
生徒には、学校のあの先生は最悪で勉強出来ない、あの先生も最低で教え方が酷くて勉強がわからない、と聞いてもいないのに力説する子も結構います。大なり小なりレベルも違いますが、この傾向が顕著な生徒はたいていどんな教師が付いてもあっさりやめます。保護者様もそうかそうかひどいね、と守る。最も困ってしまうケースですね。何度も何度も教師を変更する。生徒側に問題がある事は言いたくてもなかなか言えません。そもそもお子様に問題があるなんて保護者様は思いたくない。話題の monster parent の家庭教師版です。
もちろん派遣会社側も本音は嫌がっています。建前はうまくやってくれよと教師に無茶を求めます。怖々と勉強より機嫌に神経を使う事になります。結果は最悪ですね。
総合力のある教師が優れているのです。性別なんてそもそもいちいち変えられません。何でも教えられる、何でもアドバイス出来る、それが一番の先生です。スペシャリストの複数教師を要するのは超難関校志望の高2後半からで十分ですね。まずは総合力の高いバランスが良い教師が最高のはずであり、当塾・家庭教師は全員これを満たしている自負があります。
ちょっと目線を変えてみると、誰もが良い教師が見つけられるのかもしれませんね。