合格答案の作り方!💯

生徒の答案用紙を毎日見ていると、ケアレスミスとは別に、時間配分や解答順番・解答方法に問題がある、効率の悪さが目立つケースが少なくありません。
個別に的確にアドバイスして来ている事なのですが、ここであらためて書き出してまとめてみましょう。
これは高校入試だけでなく、大学入試にはもっと大切になります。大学入試の方がより一層、時間配分が得点率に直結するからです。

①出来る得意な問題から解答する!
試験時間が50分だとしたら、前半25分で70点取ってしまわないと満点は取れません。特に大学入試はそうです。それには解答する順番も得意な分野から片付けて、後半に時間を残す工夫が必然的に必要になります。実力通りに安定して得点出来る生徒は、解答順番を独自で決めています。私に順番のアドバイスを求める生徒も居ます。素晴らしい対策ですね! 最初に全問題に目を通すと、なお効果は高まります。
②捨てる問題と取る問題をハッキリさせる!
例えば長野県の公立後期入試だと、時間がかかる問題は、数学の証明、国語の作文、英語の英作文 等があります。配点は順に、5点、10点、18点 と大きく異なります。私なら数学は基本捨てる、英語は満点を取りに行く、国語は最後に回して部分点を半分取りに行く、と生徒全員に等しくアドバイスしています。成績レベルによって多少の加減は必要ですが、大まかにはこの作戦が最も効率的です。満点なんて要らないのです。
③緊張するのは当たり前と思って受験する!
メンタル面の問題ですが、併願しない生徒は失敗が許されないので極度の緊張で青ざめていたり、吐き気さえ催す生徒も居ます。でも皆んな同じなのです。ライバルの受験生はジャガイモかニンジンだと思って受験に臨みましょう。今までセリュー先生と頑張って来た事を思い出して、自分を信じれば、ライバルより極度の緊張はしないはずです!
④ケアレスミスの予防をする!
その問題の都度でも良いし、最後に見直し時間を残して一気に見直すのもOKです。並べ替え問題なら書き出す事です。作文なら書き出して推敲する事です。いきなり書いて完答なんて誰も出来ません。この心の余裕と工夫が、もったいない凡ミス・凡失点を防ぎます! この的確な、基本に忠実なアドバイスも、私の得意分野です。どんどん作戦を立ててみましょう。
⑤自分は必ず合格出来ると強く思う!
前期入試は、合格可能性が高かろうが低かろうが、五分五分だと思って受験する姿勢がベストですが、後期入試は最後なので、合格する事だけを考えなければなりません。どんなに厳しい状況であろうと、絶対合格するんだ、出来るんだ、と強く思い自分を信じる事が、より合格に近付けます。落ちたらどうしよう、なんて絶対考えて受験してはいけません! 全力を出し切った後でゆっくり考えればいい事です。

いかがでしょうか。学校の先生はこんなアドバイスしてくれませんよね。私も初めてまとめて書き出してみました。
当塾・家庭教師は、頑張る受験生を全力でサポートしています!