台風10号の爪痕
午前6時頃に九州北部を抜けたようです。
史上最大級の台風との事でしたが、ちょうど睡眠時間に通過するという時間帯の不幸中の幸いもあり、大惨事までは至ってない模様で、停電時間も一番影響が無かったのも幸いしたようです。
逆に言うと、台風が過ぎ去った夜明けからが被害に注意しないといけません。降水量は峠は越えたとはいえ日中も大量に降る予報で、人が動き出す今後が被害のピークかもしれません。日本は真面目な国なので、必死に無駄に動きますでしょうから。南欧ののんびりした国なら、深夜と同じように働かなければ被害も増えないだろうに、とは思います。暴風雨で倒壊した物をすぐに直そうとするから、さらに2次被害を受けてしまうんですよね。私もきっと動かずにはいられないと思いますし。
偶然が重なって夜中に最大値が集中した珍しいケースでしたが、下手に動かないのが一番身を守るという事が教訓として残るように思います。これが日中だったら、一日中ニュースで大騒ぎしていたに違いありません。野次馬は動き出し、被害はさらに拡大したでしょう。満潮まで重なった割には船の転覆もあまり見られず、動かずに通過を待てさえすれば、被害は最小限に抑えられるのですね。
理科的な話にもなりますが、昼は海風、夜は陸風が吹く訳で、これも猛烈な暴風を相殺して弱めてくれた一因にもなっているのかもしれません。予想の瞬間最大風速より20km/s以上弱かったみたいですから。いろんな意味で幸運も重なったとも言えるでしょう。
むしろ過ぎ去った後の降雨量の方が怖いと思います。
出来るだけ動かないようにしましょう。
でも学校も塾も家庭教師も、余程でない限りやるでしょうね。
それが日本人の真面目さです。あまりの暴風雨であれば休む勇気と決断も必要です。私も今日は柔軟に対応したいと思っています。