良い教師とは❓① 🎷

blog再開にあたり、1ヵ月ほど遡って12/22から、この大括りな無難なThemaとして、この2年ほど考え感じ続けていた事を書いてみたいと思います。

私セリュー先生が、初めて家庭教師をしたのが大学生の時、4年間でちょうど20人を教えて、東京大学を受験した生徒も初めて見る事になりました。結果、浪人して2度challengeしたものの残念ながら僅かに届かず、早稲田大学に進学した才女も教えました。現在50人の、合格者の声、にも載っていますので、宜しければぜひご参照ください。

それから30年ほどが経ち、推定1,600名ほどの中高生の主に受験生を教えて参りました。

中には小学生の中学受験や、浪人生の医学部受験、30歳や40歳の勉強し直し、懐かしい数学をもう一回学び直したくなった、公務員試験の数学が3割ほども出題されてしまうのでその対策で、脱サラして医学部に入り直し医者を目指したい等々、いろんな経験をして来ました。すぐに同じような、似たような過去の生徒をパッと例に挙げて教育相談や入塾相談、保護者懇談会などに丁寧にお話し出来るのは、さまざまな経験を積ませていただいてきた事が大きく活かされていると思います。

私も実際脱サラしており、約15年間もの大企業勤務経験もあり、さまざまな経験は教育産業以外からもいただいておりますので、教育だけの狭い世界にどっぷり浸かったProfessionalとは一線を画していると思います。

そんな一見無敵のような経歴を持っているものの、指導に苦しむ生徒様、対応に困る保護者様、それは次から次へと出会します。その時その時で悩み、ベストを尽くしているのですが、結果的に上手く行かず衝撃を受けてがっかりする経験も、減ってはいるのでしょうが例年1〜2人は悲しい終わり方をされる生徒様を見て、こうしておけば良かったかなとか、自分を責めてしまってblogを書けなくなったりした事が昨年も最近もございました。

1,600名も見てきて1人として不合格で困った生徒様は、記憶に無いのでたぶんゼロだと思うのですが、最近例年1〜2人居る不幸な生徒様というのは、最後まで指導を受けていただけずに他人のせいにして当塾・家庭教師を辞めていくメンタルの弱い生徒様やmonster parentの保護者様が居られる方々を指します。たぶん今の時代、こういうご家庭が増えているのだと思います。私自身もこの保護者様と同じ世代の人間ですが、子供を溺愛し過ぎておかしくなっている保護者様、メンタルが弱くなり過ぎて今にもお母様の胸に飛び込んで泣き出しそうな私よりも大柄な男の子、あまりに増えていて驚かされます。

長くなりましたので、続きは次回のblogへ。