今年度後期入試の総括

約1週間かけて各教科の検証をして来ましたが、あらためて予想平均点を書いてみますと、(括弧内は前年比)

国語 67点(-3)
数学 54点(±0)
社会 63点(+5)
理科 52点(+6)
英語 52点(-2)
5教科合計 288点(+6) となります。

昨年度も282点と、過去10年間で一番高い平均点だった訳ですが、揺り戻しで難化を予想したものの、どうやら更に易化となった感じがします。あくまでも19人の当塾・家庭教師の生徒の偏差値から計測したものと、私が解いてみた感じからなので±数点はズレるかもしれません。

自己採点の練習は想像以上に価値があります。
大学入試はこれが出来ないと出願自体が出来ませんし、アドバイス通りこの解き方を癖として実行していた生徒は、自己採点と実際の開示得点の誤差が±5以内、科目ごとだと±2以内、ピタリ教科も多数ありました。今年度は全員、第1志望校に合格出来ています。不合格生徒は残念ながら実行してくれていませんでした。だから自己採点も大幅にずれてしまい、殆どの重要な問題は書いた解答の記憶すら全く残っていないのです。記録メモの無い、記憶も無い、且つ解答した問題は点数を半分入れて自己採点するしかないのですが、本人は正解を書いた気がしているが、その殆どが間違えているから30点も自己採点とズレてしまう訳ですね。自己採点が正確に出来るというのも実力の一つだと思います。合格率にも大きく関わります。

指導はし続けていたものの、徹底し切れていなかった事は残念に思うとともに、来年度以降への私そして当塾の課題ともなりました。皆さん、テストの解答は解答用紙に直接書くのではなく、きちんと問題用紙に書いてから解答用紙に記入してくださいね! 良い癖は日頃から付けておかないと、本番当日だけやろうと思っても絶対に出来ませんからね。