中学社会の得点の伸ばし方
連休も終わり、今日からテストの返却やテスト直し、成績返却や信学会様の残り2回の模試の受験準備、私立高校の一般入試や推薦入試、公立高校の前期入試と忙しい日々が続いて行きます。
大学入試もセンター試験まであと4日、最も大きな試験が控え、最終盤を一気に迎えます。センター試験という名前の試験はこれで最後となり、最後までドラマティックが待っている事でしょう。
今日は第4弾、中学社会科の勉強方法のご提案です。
配点は地理分野34点、歴史分野34点、公民分野32点、が固定されています。平均点はおおよそ60点に設定出題されており、地理22点、歴史16点、公民22点、くらいが多いパターンでしょうか。圧倒的に歴史を苦手にしている生徒が多いですね。
そもそも必要な暗記量に、3分野でだいぶ偏りがあります。
ざっくりですが、教科書の厚みや授業の期間から推測すると、公民の量を1としたら地理はその2倍、歴史はさらにその2倍は覚える必要性と量がある感じを受けます。公民の授業は中学3年の9月か10月から始まって翌年1月の今頃には授業が完了しますから、たった3〜4ヵ月しか教えないのにしっかり1/3の出題がなされます。公民の教科書は圧倒的に薄っぺらですが、いかに重要視されているかが分かります。公民分野は得意にしないと損ですし、全く別人のような得点になってしまうのは言うまでもありませんね。
4科目は平均点前後なのに、社会だけが苦手で平均を20〜30点も下回る生徒は少なくありません。最も自力で学習可能な暗記科目なのに、どう暗記したらいいか分からない。気持ちは痛いほど分かります。しかもあと50日しか無い。今からどうしたらいいのでしょうか。
まずはワークと同じ要領で整理と対策に書き込みましょう! アシストは見ながらで大丈夫です。答えを写す以外なら何を見てもOKです。先ずは自力で埋める事、そしてミソは自分で採点なんかしない事、必ずタイムリーに先生に採点してもらい解説を受ける事です! 居ない場合は学校の先生に持って行きお願いするしかないです。やり方を理解してくれない先生しか居なければ私のところに持って来るしかないです。私なら無料でも嫌がらずに面倒見ます。塾の生徒は社会を受講している生徒なんて居ませんが、無料で空き時間に採点し、的確かつ最短距離で解説を付けます。それでも話す時間が無ければ、赤ペンで重要事項のコメントを付けて返却します。それをまた書いて憶える、その繰り返しを1〜2度するだけでほぼ満点に近づきます。
公民はさらに先生の話が面白いと、暗記のスピードは上がり、楽しく記憶されて行くでしょうね。公民は高校で4科目にも分かれて広がり、将来の最重要単元です! 続きはまた別の日に。