相関図のライン
三者面談で準備されていた相関図の点の位置を聞いていると、大きな想定外は無いのですが、少しだけアレッと思う事があります。
各中学によっても設定ラインは異なり、受験校によってはそれは厳しすぎるのでは、というライン位置だったり、果たしてそれは合格者中位のラインなのか、それとも各相関項目のボーダーラインなのか、その中間の各中学独自のラインなのか、一貫性が見られず読めないケースもちらほら。
あまりに乖離を感じる場合は、それを叩き台にした合格ラインを書き起こします。ほとんどは想定内なので、そこに合格ゾーンを教えます。
まだ2学期の通知票も開示されてないので、改めて開示後にもう一度相関図書き起こしと合格ゾーンを教える予定でいます。
もちろん精密さは100%ではないですが、学校よりは具体的説明もあり精度も高いでしょう。あとはどちらを参考にしてどこの得点を目標設定にして、さらに2ヶ月半あまりを突っ走るかにかかって来ます。
学校は厳しすぎる無茶を言って志望校を下げさせるか、私立併願を勧めてリスク軽減を機械的に図ります。挙句は「塾か家庭教師付けた方がいいね」と責任転嫁したり。学校の先生はクラス全員の成績移行の把握や合格の責任なんて取れないのです。無責任というより業務範囲オーバー。無責任といえば無責任、仕方ない無責任という事です。
学校を信頼出来なくなると塾や家庭教師に詳細を聞く事になります。私は誠心誠意可能性をお答えします。100%ではない事も含めて。選択は生徒とご家族に任せます。その選択はどう転ぶかは誰にも分かりませんし、生徒の代わりに受験する事すら出来ないのですから、あくまでメンタルの強さや、本番や面接の発揮力も加味しての合格可能性を示す事までしか出来ません。
しかしそれすらも学校の先生は提示する事は人数的に不可能です。こんな所にも個人指導塾や家庭教師の強みは発揮されます。