大学入試の必勝法トレンド
一年を通してほぼ年中無休で教える事に東奔西走している私ですが、今日も受験生3人と高校生を指導して来ました。
1人が今日で指導終了。スポーツでも進学実績でも県内最高峰の私立高校に先日合格の内定が出ました。スポーツ推薦枠です。合格者は高校受験では今年度第1号、完全に学力不足なので学業が心配ですが、いろんなアドバイスもして来ました。来年から真価が問われるよ!
今日は大学受験の話です。ほとんど予定が埋まり今年度も約20人の生徒を引き受けて楽しく頑張っていますが、高校2年生はあと4〜5回の校内試験で受験大学に提出する内申点・評定が決まります。指定校推薦やAOを強く推奨する指導方針なので、この時期はとても重要です。評定無視のガチ学力勝負出来る生徒は一握りのトップ校の一部生徒だけです。大多数の生徒は指定校推薦、AO入試、センター入試、一般入試、3月入試 の日程の順番通りに合格率が下がっていきます。なので私の生徒は前半決着型が圧倒的に多いのです。
予備校のブログとかを見ると、学力で勝負した一般入試での合格者が大学の成績も良いから勧める、なんて書かれていますが、それは真逆ですね。高校入試とは違うので受験の学力と大学の成績はそんなにリンクしません。前半戦から果敢にチャレンジする自己推薦型の生徒を、今の多くの大学は求めています。一般入試だと全く勝負にならない学力でも、内申点が良ければ3ヶ月も先に同じ大学に合格を決めてしまうケースは山ほど出てきます。合格が早いほど良いアパートも選べ、運転免許証を取得する時間まで手に入れます。メリットだらけでデメリットはたぶんありません。入学式まで遊びほうけたり油断とかしたら駄目ですがね。
逆に高校入試は後期試験の合格者が学力アップかつ油断せずに入学して来るので、前期合格者よりスタートダッシュしやすいメリットはあるかもしれませんが、大学入試でそんなメリットを叫ぶのはナンセンスです。
学力型の予備校は後半型にこだわりますが、当塾・家庭教師は完全な前半型推奨です。それが現代のトレンドですね。