拘りの強い生徒対処法④ 🥎

連載4回目になりましたね。

前回は”不正答の失点側に目を背ける癖が出来てしまっている生徒は、成績だけで無く、人生の成長の機会を自ら捨ててしまっている”という所まで書きました。

ここでぜひお願いしたいのは、失点側に目を向けさせる家庭教師や塾を嫌い、辞めて現実逃避しようとする我が子を発見したら、生徒の思いを尊重なんかさせずに、保護者様が辞める考えを否定し、改めさせて教育のchanceを失わないでいただきたい、という事です。

保護者様が、お子様の我儘な逃げを指摘出来ずに退塾や退会を突然要求されるケースは、5〜10%の悪い意味での強い拘りを持つ少数派の生徒に限りますが、非常に可能性が高く、いつも残念に思っています。こんな絶好な人間的教育のchanceをみすみす逃してしまうのは、何とも勿体無く思うのです。

こんな内容まで全て理解してお見通しであっても、辞めたいお子様を尊重する、甘えの方を尊重する、今の時代はこんなケースを更に増加させているかもしれません。

究極的には、如何なる生徒でも失点部分だけfocusすれば良いのです。得点部分に満足している場合では無く、失点部分を貪欲に吸収しようと解説に耳を傾けて、全身全霊で克服して行く事の繰り返し、それこそが自分を高めるための唯一の”勉強法”です。

これは学習の勉強法であるだけでなく、”人生の勉強法”にも繋がっているという重要な事実に、保護者様にはぜひ気付いていただきたく思います。

辞めるのは、授業料も掛からなくなるし、簡単な事です。
しかし、とんでもないchanceや利益を失っている事をお気付きになられたら幸いに思います。思い留まって考えてみてください。そして、セリュー先生の本当の想いと教えを、ぜひ代弁してあげてください❗️

今日はここまでにしましょう。