師走
今日から12月、今年度も受験まであと3ヶ月あまり。
当塾・家庭教師も懸命に合格へのバックアップをしています。
昨日ボーダーラインのお話しをしましたが、高校受験ではあまり使われない言葉かもしれませんね。大学受験では合格可能性50%のラインの事を言います。大学入試では倍率が4〜5倍、時には2ケタにもなるので合格最低ラインよりかなり上に設定される場合も多いですね。合格者平均点にも迫るほど。
公立高校入試は1.1倍とかが主流なので、合格可能性50%となると合格最低ラインとほぼ同じでやや上くらいとなり、合格者平均点よりかなり下がる事になります。
高校の発表偏差値はいわゆる合格者平均点の数字、大学の発表偏差値はいわゆるボーダーラインの数字、長野県の高校の偏差値と全国の大学の偏差値自体にも10前後の差もありややこしいですね。例えば県立長野高校の偏差値69とは合格者平均点の数字で平均点+170くらい、しかし合格最低ラインやボーダーラインの+130くらいでも合格者はいます。ギリギリで合格に滑り込むラインであまりお勧めはしませんが。
ここには評定の数字が大きく関与し、評定が極めて低くて学力が+170以上なんて生徒も稀に見かけますが、大逆転はほぼ出来ません。長野県は学力より評定を重視する事が透けて見えます。
県立長野の大学入試での偏差値は平均で60前後、10も下がるのは進学校生徒中心の母集団になる事や長野県の全国順位がかなり低い事もありそうです。ザックリなので今年度はウチはもっと高いよとか低いよとか異論もあるかもしれないですが、大雑把にはこんな数字のマジックはあります。
当塾・家庭教師は合格最低ラインも推測し教えますが、あくまでも合格者平均点ラインより上での合格を目標にしてお勧めして頑張っています。合格がゴールではなく、合格後の3年間やその先がゴールですから。