中秋の名月 🎑

今日は中秋の名月、十五夜でした。

満月と同日になるのは8年ぶりの事だとか。
旧暦の8月15日を中秋と呼び、十五夜お月様と愛でていたようです。平安時代に中国から伝わった習慣のようで、現在でも中国では中秋節という祝日行事として残っているそうです。

新暦だと9月10日から10月10日頃まで旧暦中秋の日は年毎に動き、その日近辺でほぼ満月を迎えます。月の満ち欠けは月毎に太陽、地球、月の位置関係で変わり、13.9〜15.6日も新月〜満月の日数は変動するので、あくまでもほぼ満月という感じで古から愛でる習慣があった訳ですね。

何だか難しいですが、来年だと9月10日、再来年だと9月29日が中秋となり、3年連続で満月の日と重なるそう。
重ならないと言っても1日程度のずれなので、秋深く澄んだ夜空に昇るほぼまあるいお月様を、御先祖様達は観て愉しんだのでしょう。

今年は天気があまり良くなく、夜も満月は見えなかったのですが、残業して帰宅する深夜2時頃、綺麗な大きい満月を観る事が出来ました❗️

残業したご褒美だったのかな。
勿論見えた時間帯もあったのかもしれませんが、雲一つ無く綺麗に観られたのは深夜だけだったのかも。

月を愛でるなんて心の余裕も無い日々を送ってしまいがちな私も、思わず見惚れてしまいました。昔の人は現代よりもっと風流を愉しんでいたのでしょうね。

そんな秋の一日の終わりでした。