後期選抜合格発表 🙌

昨日になりますが、後期選抜の合格発表がありました。
当塾・家庭教師の生徒では9人の受験がありましたが、4人は安全圏だったので無事合格、5人のボーダーライン付近の生徒は2人が合格、3人が残念ながら不合格となりました。

例年、第1志望校合格率は90%を確実に超えていただけに、19人の高校受験生のうち3人が第2志望校に進学しなければならないのは心痛の思いです。際どいと思われた3人は、2人は合格に分があると思っていただけに残念です。特にこの3人の生徒は、他生徒以上に頑張っていたのを見続けていただけに、余程ショックを受けているだろうと、メンタル面を心配しています。

3人には他生徒より頑張っていた事だけでなく、多くの3人だけの共通点がありました。1つは自己採点を本人だけでしていた事、次にその自己採点が30点前後も高く出ていた事、また自己採点の乖離から分かるようにケアレスミスが非常に多かった事、そしてテストの良い癖として必須な解答の問題用紙へのメモが殆ど無い事、そして心に余裕が無いゆえに時間配分で大失敗している事(特に英語)。今挙げただけでも6つもの、他生徒には無い共通点がありました。

やはり本番のシュミレーションは過去問などで綿密にやっておかないと、特にボーダー付近の生徒は厳しいですね。言葉でのアドバイスは何度もして来ていましたが、実際には家でシュミレーションは殆どしていなかったようです。塾でシュミレーションするにも時間的に制限があり、他は生徒も教師もベストは尽くしての結果なので、後悔を引き摺る必要は無いと思います。自己採点より30点も低い開示得点を見て、これだったら不合格でも仕方ないと感じたと思います。もう1つ言える事は、3人とも30点も高い自己採点ベースでは、合格への最低限ラインは辛うじて超えていました。極めて惜しい数点差レベルの不合格であり、受験者平均点が例年より10〜15点は高かった(と予想される)というのも不合格に直結した想定外の1つの要因だったかもしれません。

とは言え、3人とも私立の難関高校(進学校)に早々と合格しておいてのチャレンジだったので、納得の上で希望を持って第2志望校に進学してくれる事と思います。この悔しい経験が、大学入試に生かされる生徒が極めて多いのです。だから私は心配など一切していません。

人間万事塞翁が馬、良い事の次には必ず悪い事が起き、悪い事の次には必ず良い事が起こるのです。今回の失敗は次の成功に生かせば良いのです。いつも良い事ばかりの人生なんてある筈がありませんし、逆に一生懸命努力していれば悪い事ばかりの人生もあり得ません。だからこの悔しさを必ず人生の糧にして、次に訪れる良い事に向けてリベンジするしかありません。

だから今はショックで考えられないかもしれませんが、3人とも通塾を継続してほしいですね。3人とも継続は微妙で、それどころではない程受験勉強で必死でしたからね。ゆっくり考えて、継続を検討してくれたら嬉しいです。

もう高校の効率的予習は、当塾では始まっています。
再び立ち上がって来塾してくれる日が早く来る事を、心より願っています。教師一同は、何度も立ち上がり頑張る生徒を最後まで応援サポートをします。少しだけ頭も心も休めて、一緒に頑張ろうよ、と言う事しか出来ません。